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現役時小テストや定期テストの勉強を余りしていませんでした。それで実力考査や模試で良い成績を取ることがかっこいいと思っていたからです。入試が近づくと誰でも不安に襲われますが、何も積み重ねたものが無いということが原因となる不安も大きく襲ってきました。入試本番でも自分を信じきることができず、得意教科でさえ失敗してしまいました。その結果不合格となりました。小テストの積み重ねの大切さを痛感しました。自分自身を信じられるためには、最大限に努力したという過去の自分に対する自信を持つことが大切です。そうすれば受験は乗り越えられます。
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現役で東大に合格した友人達に合格の秘訣を聞くと「勉強すれば良い」とのことでした。他に大事だったことは「同じ志を持つ人と一緒に勉強できる環境」とのことでした。志を同じくする者同士高め合う環境があれば、最後まで頑張れます。
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部活に所属して日々の学校生活が楽しく、体も鍛えられた上に様々な先輩後輩に出会うことが出来ました。部活をやりきったことは何かしら人としての成長に繋がったと思います。勉強に関しては、自分が分かっていないことは何かを知ることです。このためには、とことん納得するまで自分の頭で考えて勉強するしか対処できません。自分の頭で考え抜いてください。
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大学受験は想像以上に大変なものでした。結構ストレスがかかります。長期間モチベーションを保つのは結構難しいです。正直逃げたくなるときもありました。しかし、きちんと向き合えたのは勉強する理由を明確にしていたからです。自分なりに考えて明確化しておけば自分を鼓舞できます。また、大学受験というものは人生の通過点にしか過ぎません。大学進学後も勉強するモチベーションを保ち続けるためにも、今勉強している理由を明確化しておくことを強くお勧めします。
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勉強する上で気を付けていることは、第一に学校の授業をとても大切にしていました。授業の内容で少しでも分からないことがあったら、自分でもう一度深く考え直し、それでも分からなかったら、友人や先生に聞いて、絶対解決するようにしていました。学校の授業で出された課題は、6年間いかなる時も、最優先で取り組んでいました。問題に取り組むときは、解き方をただ覚えるのではなく、なぜその解き方の発想になるのかというところまで突き詰めていました。自分で考えても分からなかったら、先生に聞くなどして、自分が納得するまで考え続けていました。
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大学受験というのは思った以上に長期間にわたるイベントです。自らにプレッシャーをかけた状態を長期間続けようとするとき、目標はなるベく自分と遠いところに、抽象的なものを据える方が有効だと思います。具体的な目標を立てるように言われることがよくあると思いますが、そこで言われている真の意味は、あくまで「自らのビジョンを達成するための一方法を明確化するべきだ」ということであって、目標そのものを指しているのではないと私は思います。
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受験は勉強・テストの繰り返しですが、より根本的に大切なのは「自分のペースを保つ」ことです。ここには二つの意味があります。一つは勉強スタイル。具体的に何を復習してテストに臨むかとかではなくて、テストに対する意識の持って行き方のような話です。定期テストを利用して、自分にあったペースを見つけてください。もう一つは生活習慣。睡眠時間を削るかどうかは、人と比べるのではなくて自分の体力と相談して決めてください。
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しかしその「普通な彼ら」がたくさんいる中で、やはり世間的なイメージとしての「すごい東大生」は確かに存在します。彼らの最大の特徴は、自信をもって「自分にはこれができる」と言える特技が存在することです。皆さんにはそれがありますか。ただ漫然と六年間をすごすだけでは、おそらく不十分でしょう。勉強も頑張り、部活もやったうえで、自分が興味を持てる分野に(部活に人一倍の工夫をかけるのもいい)とことんのめりこむ姿勢をもつべきです。
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「あっちに良い塾がある」、「あそこの予備校の〇〇模試は良く的中する」など、周りからいろんな情報が入ってきます。あれもこれもではなく、自身のペースで無理をせず、規則正しい生活を継続して受験に臨むことが何よりです。偏差値や判定を細かく勘定せず、今は日々の勉強、学校生活のベストを尽くし、そして良く眠りましょぅ。私の就寝時間は〇時と決めていました。
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卒業した今、岡山白陵に通うことができて本当によかったと思います。大きな夢を持った友人たちや、知的好奇心を刺激して下さる先生方と出会えたことは、人生における大きな糧となりました。在学中はなかなか気付けないことだけど、皆さんが今置かれている状況は非常に恵まれているんです。ぜひそのことを理解して、自分の将来のために活用して下さい。
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耳ダコになっているかもしれませんが、岡白の授業のクオリティーが高いことは大学に入ってからも実感します。偉そうに言いますが、言われたことはやってみる価値が必ずあります。文句や愚痴はやってみてからにしましょう。というか実践するにつれて、自分に合ったやり方も見えてくるはずです。そしてさらに、岡白の先生には個人的な趣味も深いものになっている方が多いと思うので、そういうお話を聞いてみるのも新たな世界が開けていいと思います。
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ハイレベルな仲間と協力したり討論したり、点数で勝負することは楽しいものです。僕の成績が秋頃から何とか勝負出来るものになったこととの相関関係は間違いなくあります。受験は団体競技だと実感しました。